通夜のマナーと流れ

通夜のマナーと流れ

10年ほど前でしょうか...
会社の部下のお父さんが亡くなり、営業所の責任者だった私は難しい決断を迫られていました。
通夜は今夜、告別式が日曜日の日程だったのですが、およそ400キロ離れた場所のため、通夜に参列するには宿を手配し、新幹線に乗りすぐに出かけなくてはならなく、かと言って、日曜葬儀の日は子供の都合でどうしてもはずせない・・・
結局、その日の通夜に出席することにし、大慌てで準備をしたのです。

この様に週末に何らかの予定を抱えている方も多く、最近では告別式には出席せずに、お通夜にのみ出席する方が増えているのだそうです。

その為に、通夜の服装も様変わりし、平服で弔問に訪れる方が減り、略喪服着用の方が増えています。
突然の訃報を受けた場合に備え、喪服はいつでも引っ張り出せるようにしておいた方が良さそうですね。

さて、お通夜の流れをみてみましょう。

受付では軽く一礼します。
受付の方はご遺族ではないことが一般的ですが、喪家の代表の立場にいる方ですから、短くお悔やみの言葉を述べ、香典を差し出します。

会場内に進み、もしタイミングよくご遺族にお会いできたらお悔やみとお慰めの言葉をかけることができると良いですね。

焼香は、僧侶の読経中に行うことが多いようです。
自分の順番がきたら祭壇に進み、僧侶とご遺族に一礼します。
祭壇に向かい改めて一礼、香炉まで進み、
抹香を指でつまみ、額まで持ち上げ軽く頭を下げます。
そっと抹香を香炉に落とし、これを3回行います。
最後にご遺影に合掌。
僧侶とご遺族に一礼して席に戻ります。

ただし焼香の手順は地域差や宗派による差がありますので注意してくださいね。

その後、通夜振る舞いのお誘いを受けましたら、出来るだけ出席するようにします。
振る舞いは弔問へのお礼であると同時に、振舞われた食事を食することが故人の弔いとなるとされているからです。

近年は、この通夜振る舞いも少なくなってきたようです。
会場の問題、予算の問題など、理由は色々とあると思うのですが、故人が引き合わせてくれるご縁は、この通夜振る舞いの席でしたので、少々残念な気がしますね。

■ 東京都下の家族葬

 

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